第52回食生活アドバイザー検定2級を受験し、合格しました。
恥ずかしながら1回目の受験では不合格となってしまい、2回目の受験で合格しました。
2回の受験を経て、感じたことやおすすめのテキスト・勉強法をお伝えします。
食生活アドバイザーとは
ご自身やご家族の”豊かな食生活の基盤づくり”として、
また、社会が求めるスキルを身につけ、新たなビジネスチャンスを掴むために食生活のスペシャリストを目指す検定です。『食生活アドバイザー®』は、広い視野に立って食生活をトータルにとらえ、
健康な生活を送るための提案ができる”食生活全般のスペシャリスト”。
『食』に対する関心が高まっている中で、今後ますます活躍が期待されています。
資格名 | 食生活アドバイザー |
主催団体 | 一般社団法人 FLAネットワーク協会 |
受験資格 | 食生活に興味のある方ならどなたでも |
試験日程 | 毎年6月と11月 |
試験会場 | 全国各地(主要都市) |
試験科目 | ・栄養と健康 ・食文化と食習慣 ・食品学 ・衛生管理 ・食マーケット ・社会生活 |
出題形式 | ■3級 選択問題(マークシート形式50問) ■2級 選択問題(マークシート形式42問) +記述式問題(13問) |
試験時間 | 2級・3級ともに90分 |
受験料 | ・3級:5,500円 ・2級:8,000円 ・2級3級併願:13,500円 ※いきなり2級受験も可 |
合格基準 | ■3級 1問2点、合格点60点以上(100点満点) ■2級 選択問題1問2点・記述問題1問3点 合格点74点以上(123点満点) |
合格率 | 3級:65% 2級:40% ※私が受けた2回はもう少し低かったです |
食生活アドバイザー検定を受験しようと思ったきっかけ
- もともと食生活には気をつけていて「パフォーマンスを上げるための食材」等を調べるのが好きだった
- 結婚して子供も生まれ、家族のために料理する機会が増えた
- シンプルに資格取得が好き
でした。
どちらかというと食育に興味があり「食育アドバイザー」に興味があったのですが、完全に資格商法で講座を受けないと受験ができないタイプの検定だったので、こちらにしました。
(食生活アドバイザーはユーキャン等にも講座があるようで、芸能人も持っている方がいるようです)
2級と3級がありますが、出題範囲は同じで筆記問題の有無でしかないとすると下級を取る必要はないかと思い、2級一本狙いでいくことにしました。
食生活アドバイザー合格のための勉強法
食生活アドバイザーに限らず、資格合格のための効率的な勉強方法として、
いきなり過去問題集等の問題集を解いてみる → 間違えた点や不明点等をテキストで復習する
があるかと思います。
個人的にはこの勉強法は効率的かつ効果的な勉強法だと思っています。
(過去、この勉強法で複数の資格に合格してきました)
今回もこの方法で勉強しました。
食生活アドバイザー合格のために購入したテキスト1
問題集から入る勉強法で進めるため、模擬問題(≒過去問と解釈)が掲載されているこちらのテキストにしました。
「試験対策はこれ1冊だけで安心です!」というキャッチコピーに惹かれたというのもありますし、私自身がIT職であるため、出版社がIT系書籍をメインとしている「秀和システム」であることもポイントでした。
食生活アドバイザー合格のために購入した問題集
勉強していてもどうにも自信が持てなかったので、メルカリで過去問題集も購入しました。
ちなみに、こちらの過去問題集はAmazonや書店では購入できず、協会の直販のみになります。個人的にはメルカリやラクマ、ヤフオク等の出品を狙うのがおすすめです。
食生活アドバイザー合格のための勉強法
基本的には先述の通り、過去問題集やテキストの問題集を解いて、間違った問題やわからなかった問題をテキストで解確認、というのを2~3周しました。
また、わからなかった問題はノートに記載して自身のための秘伝のノートを作成していました。
YouTubeもおすすめ
Dr.CROWさんのYouTubeもおすすめです。
わかりやすく説明されていて、テキストでいまひとつピンと来ない内容でも動画で見るとスッと入ってきます。
アップされている動画の視聴だけで合格するのは(個人的には)難しいと思いますが、一定レベルの知識は確実に身につけることができます。
アプリもおすすめ
iPhoneのアプリです。
正直、問題としては簡単すぎるかと思いますが、通勤中などスキマ時間に理解度を確かめるのに使うとよいかと思います。
第51回食生活アドバイザー2級の受験
2級だったので、日曜日の午後13:30開始です。
栄養士を目指す方の専門学校の校舎で受験しました。
見た感じは男性率7~8%くらいでしょうか。30人くらいの教室に私を含めて2~3人といった感じでした。
第51回食生活アドバイザー2級の受験結果
まさかの1点足りずで不合格でした。
敗因は・・「たぶん大丈夫だろう」と甘く見ていたことだと思います。対して見直しもせず早々に退室。
恥ずかしい限りです。(2回目)
ただ、一点だけ言い訳させてもらうなら、この第51回は合格率30.6%で、公開されている2級の平均的な合格率40%よりも10%ほど低い合格率でした。
食生活アドバイザー合格のための再勉強
不名誉な不合格でしたが、不合格のまま終わるわけにいきません。
第52回の受験を決めます。(ただ、2回目不合格ならやめようと思ってました)
食生活アドバイザー合格のために購入したテキスト2
テキストを追加で購入しました。こちらのテキストです。
結論から言うと、こちらのテキストの購入すべきです。
食生活アドバイザーのテキストの違い
なぜ、こちらのテキストを勧めるのか・・「公式だから」です。
当たり前のことを言っているかもしれませんが、もう少し具体的にいうと・・「試験問題を作っている団体が作っているテキストだから」になります。
さらに具体的に説明します。
第51回食生活アドバイザー2級の試験問題の1つ
第51回食生活アドバイザー2級の筆記問題で、下記の問題が出題されました。
つぎの文章に関連する用語をカタカナ7文字で答えなさい。
『発展途上国の乳幼児に見られる重度の栄養失調症の一つで、頭髪、皮膚の色素が抜けたり、むくみ、腹水、下痢、発育障害などを引き起こす』
問題の答えは「クワシオコール」です。
※こちらの問題、個人的には本筋の問題と思えず・・合格率を下げるためのクセあり問題だと考えています。
私は正答できませんでした。
この「クワシオコール」という言葉について、それぞれのテキストの紹介を見てみましょう。
秀和システムのテキストの場合
「クワシオコール」という言葉は掲載されているものの、特に強調されていません。
FLAネットワーク協会(公式)のテキストの場合
「クワシオコール」という言葉は掲載されていますし、強調されています。
どちらのテキストでも「クワシオコール」をはじめ、試験に出てくる言葉は網羅されています。
2回受験した私が言うのだから間違いありません。
ただ、出題される可能性がある言葉が正しく強調されていることは学習の効率に影響します。
「公式テキスト」なので当たり前なのかもしれませんが、私は意図せず遠回りしてしまいました。
みなさんも仕事に家事育児に忙しいと思うので、勉強時間が限られる方は公式のテキスト購入を勧めます。
第52回食生活アドバイザー2級の受験結果
テキストも功を奏し、無事に合格しました。(2回目でも高得点ではないですが・・)
ちなみに、第52回も合格率は34.7%と平均と比べるとやや低めでした。
まとめ
テキストは公式がおすすめです。
1回で確実に合格したいなら、合わせて公式の過去問題集の購入するとよいかと思います。
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