タニタ体組成計RD-912を実際に使ってみた感想・レビューとタニタ ジム用体組成計MC-780Aの精度比較をお届けします。
体重計・体組成計を探したきっかけ
2年前ほど前、熱心に筋トレをしていたのですが、筋肉がつきにくい体質もあって、なかなか成長が実感できず・・徐々にモチベーションが下がりやめてしまっていました。
そんな中、再び筋トレ熱が復活しつつあり「筋肉量を正しくモニタリングできれば、筋トレが続くのでは?」と思い、
体組成計を購入してみることにしました。
体重計・体組成計を探す条件
今回探す時に考えた条件は下記です。
- 体重だけでなく筋肉量を計測できること
- 精度が高そうなこと
- スマホで管理できること
- 計測が面倒でなさそうなこと
- 立てかけて収納できること
- カラーは白(ここ数年、家電は白で揃えているのです)
- 予算1万円前後
基本的には筋肉量を計測できればよかったのですが、精度も高そうなモデルがよいなぁと思っていました。
タニタ体組成計RD-912に決めた理由
2点あります。
- 1. YouTubeでヘルスケアコーディネーターの方が、タニタRD-912の後継機をおすすめしていた点
- 【自宅の体組成計は大丈夫?】夏ダイエットする前に知って欲しい、体組成計の裏側と体脂肪が減る体重管理の… 多くのヘルステック系事業サービスを手掛けるヘルスケアコーディネーターが、体組成計を解説!たくさんのコーチングや健康指導を医師などの専門家と行ってきて、多くの方が…
- 2. タニタ体組成計RD-912が条件を満たしており、老舗メーカーで日本人向けに作っていそうな点
タニタ体組成計RD-912とRD-914の違い
「RD-912」は2019年発売の型落ちモデルで、このラインの最新モデルは2020年発売の「RD-914L/916L」になります。
2モデルの違いは、2つあります。※逆に言うと「この2つだけ」です
- 1. 体組成計算アルゴリズムの違い
-
最新モデルでは「4C Technology」と呼ばれる新アルゴリズムで体組成計算をしており、正確性が高いそうです。
- 2. 見た目の違い
-
RD-912はサイドに空間が抜けている(強化ガラスのみの)部分がありますが、RD-914L/916Lはここがプラスチックパーツで埋められています。
あと・・値段
私が購入した2024年2月時点でAmazonで「RD-912」は12,200円「RD-914L」は21,500円だったので1万円近く差があります。
デザインはどちらかというと、RD-912のサイドが抜けている方が好きでしたし、計算アルゴリズムについても、当然正確性は高い方がいいのですが、もともとの精度がどれくらいで、アルゴリズムの違いでどの程度よくなっているのかわからない=1万円の差が妥当かわからないので、RD-912にしました。
立てかけての収納はNG?
条件に入れた「立てかけて収納」についてですが、これはシンプルに立てかけて収納しても問題ないか、です。
体重計や体組成計、多くの家庭では立てて置いているんじゃないかと思いますが、これについて検索すると、サジェスト等で「体重計 立てて収納 壊れる」とかって出てくるので、立てて収納して大丈夫なのかなぁ?という疑問がありました。
しかも、タニタには「立てかけ収納対応」モデルもあるのです。対応していないモデルは立てかけて収納NGなのか・・?という疑問もあり。
結論から言うと、立てて保管しても大丈夫なようです。
https://tanita.zendesk.com/hc/ja/articles/360001002347
https://tanita.zendesk.com/hc/ja/articles/115015187607
みなさん、やってますよね・・?
タニタ体組成計RD-912を実際に使ってみた感想レビュー
開封の儀から計測まで
開封の儀。この時知りましたが、日本製なんですね。ポイント高い。
Apple製品を意識しているのか、内容物は本体・説明書・電池と必要最小限のみ。
裏蓋を開けて電池を入れます。
ちなみに電池、eneloopとかのリチウムイオン電池は使用NGです。
電池付属してないと思っていて、こちらも一緒に買ってました。
電池を入れて電源ON。
〇ボタンを押して電源を入れ、現在日時を入力します。
RD-912とスマホと連携するために、スマホにタニタ製の「ヘルスプラネット」というアプリをインストールします。
※履歴管理なしでもよければ、スマホ連携は必須ではありません。
インストール後、年齢や性別、身長などのパーソナルデータを入力します。
そのうえで、RD-912の近くでアプリを起動すると・・
電源が勝手に入るので、乗ります。
計測に30秒程度かかります。
終わりました!
データがスマホに転送されており、確認できます!
感想
もともと見たかった「筋肉量」が目に見えてわかったので、とりあえずは満足です。
体脂肪率は思っていたより少ない・・(特にダイエットしてるわけではないのですが)
推定骨量が少ないのは意外・・。もっと乳製品とろうかしら。。。
ということで、体重以外に12項目わかるので、自身のカラダをしっかりモニタリングできます。
- 好きな点
-
・スリムデザイン、抜けがあって高見えする
- あまり好きでない点
-
・計測に30秒程度時間がかかります・・風呂上がりにサクッと乗る、という感じではありません。
タニタRD-912とタニタ ジム用体組成計MC-780Aとの精度比較
旧アルゴリズムの「RD-912」は正確性が低い?
最新モデル「RD-914L/916L」は新アルゴリズムで正確性が高く、型落ちモデルである「RD-912」は旧アルゴリズムで正確性が低いのでしょうか。
2つ買うわけにはいかないので、単純な比較はできないのですが、スポーツジム等に置いてあるしっかりした体組成計が「正確」として、それと比較してみてどうだろうと考えてみました。
ジムに置いてある体組成計 タニタ「MC-780A」
ジムにある体組成計は同じタニタ製「MC-780A」です。体重計+グリップを握るタイプです。
なんとお値段70万円(税抜き)・・まさに業務用。
比較の前提
- 身長や年齢、着衣量等の条件は合わせる(当然ですが)
- 朝食を食べてから3時間程度経過
- 自宅で「RD-912」で計測
- 自転車に乗り自宅から10分程度のジムへ
- ジム到着後、何もをせずに「MC-780A」で計測 ※計測後、ちゃんと筋トレしました
- 結果を比較
計測結果
まずは「RD-912」
次に「MC-780A」。
10分とはいえ寒空の中、自転車漕いだからか体重と筋肉量が落ちている。。
こちらだと部位別の筋肉量が出るのがいいですね! 体幹と腕の筋肉の数値が低め・・
結果比較表は下記です。
差の出方にバラツキはありますが、誤差の範囲だと思います。
項目 | RD-912 | MC-780A | 差 |
---|---|---|---|
体重 | 63.60kg | 63.50kg | -0.1kg |
体脂肪率 | 13.60% | 14.20% | +0.6% |
筋肉量 | 52.10kg | 51.70kg | -0.4kg |
筋肉スコア | -2 | -1.4 | +0.6 ※ |
BMI | 19.4 | 19.4 | 0 |
内臓脂肪レベル | 5.0 | 5.0 | 0 |
推定骨量 | 2.90kg | 2.80kg | -0.1kg |
体水分率 | 56.40% | 57.80% | +1.4% |
基礎代謝量 | 1510kcal | 1498kcal | -12kcal |
まとめ
- RD-912は型落ちモデルだが、機能は十分
- デザインはスリムで高見えする、ただし計測に時間がかかる
- 数値の精度について、ジム用の体組成計と比較しても誤差レベルで遜色なし
- ダイエットをしている方、鍛えている方、運動している方のモニタリングにおすすめ
体組成計で迷っている方におすすめのモデルです!
私も筋肉量をモニタリングして、筋トレモチベーションを維持したいと思います。
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